水中ドローンの説明会及び体験会に行ってきました

９月某日、名古屋のとあるプールを貸し切って、以前よりお付き合いのある株式会社FullDepthさんからのお誘いを受け、水中ドローンを用いた最新点検技術の説明会及び新型機の操作体験に参加しました。

こちらの水中ドローンは、筑波大学と共同で開発しており数少ないmade in Japanというのが一つの売りとなっています。製品自体は飾り気は全くなく、武骨なイメージでしょうか。重量としましては、１５kg~４０kgと持ち運びも比較的しやすい仕様となっております。もちろん、NETISにも登録されております。３機種あるのですが、今回は３００LiteとHAYATEを実際に見せていただきました。

この時期にもかかわらず、温水プールでのデモでしたので、暑いのなんのって。初めの１５分ぐらいは簡単な機械の説明を受け（この段階で汗だくです)、その次は実際に操作もさせていただきました。３００Liteは想像とおりの動きでしたが、HAYATEに関しては機械的な動きではなくほぼ水中生物と言っていいほどの滑らかな動きにはビックリしました。

状況により機種をセレクトするのですが、橋脚や港湾部での洗堀調査、海底状況の把握や防災の観点からも使用できる海底マップによる水中調査、ダム、水門及び上下水道管等で用いる映像鮮明化撮影が可能であり、機種によっては高圧洗浄機、採水機、肉厚測定機、金属探知機及びスケールユニットも搭載可能です。

新技術として粗削りなところもあるような気はしますが、このあたりの技術は日進月歩で進みますし、使用することによりどんどん良い方向へ改善されていくので、発注者の方にも積極的に提案していこうと思います。一番のネックは費用面かな・・・。（ここの改善もお願いいしますｗ）

以上、水中ドローンについてでした。

（営業部K)